箱庭セラピーとは
箱庭セラピーとは、
砂を入れた箱の中に好きなミニチュアを自由に置いて、
思い浮かんだことを話す、イメージ遊びのようなものです。
メンタルトレーナーがいろいろ質問するので、
答えていくうちに、あなたの持っているイメージが
目に見える形で広がります。
気軽にできる遊びのようでいて、
実は自分の深層心理を体感できるすぐれもの。
例えば
何だか落ち着かず、いてもたってもいられない時、
私は箱庭セラピーを受けました。
箱にミニチュアを置いたらセラピストがいろいろ聞いてくれるので、
これはこうで、これはこんな感じで、と自由にイメージを話しながら、
またミニチュアを動かしたり、砂を掘ったりしました。
そして気づいたのは、
「私が感じていた不安は、思っていたのと違っていた!」ということ。
メンタルトレーナーになろうとしていたタイミング。
自己探求の為、ドルフィンスイム(野生のイルカと泳ぐ)に行く
一大決心をし、その日が近づき膨れ上がる不安。
「泳げないのに海に飛び込むのが不安」だと思っていたのですが、
実は「この一大イベントの後、前に進むのが不安」だったのです。
だから違和感があって落ち着かなかったのですね。
不安の正体が分かったら、気持ちがすーっと落ち着いて
ではどうしよう、と考えられるようになりました。
その時作った箱庭の写真がこちら
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なぜ私は、この箱庭で不安の正体が分かったのか?
知りたい方は、是非箱庭セラピー、受けに来て下さいね。
それ以来私は、大事な仕事の前や、何かモヤモヤする時には
必ず箱庭セラピーをやって、気持ちを安定させるようになりました。
箱庭に自分で選んだミニチュアを置いて、自分の目で眺め、話してみると、
「これは何か違うな、しっくりこないな」とか
「これだ!こういう感じがいいんだ!」
「そうなんだよね。やっぱり私はこんな風に感じているんだよね。」
気づきや成長、心の回復、癒し、前進など
様々なきっかけになりますよ。
その他のプログラム
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リベプロとは
リベプロは、リベンジからリベラルまでを求めるプログラム。
自分にはできないと思い込んでいたことに再チャレンジ(リベンジ)、
そして自己実現の向こうに、自分にとっての幸せを探求する(リベラル)。
目標達成に必要なメンタルトレーニングに、
自分を知る心理カウンセリングメソッド、
見て触って五感を使って深層心理を体感する箱庭セラピー、
怒りと向き合い、自分にとって大切なものを見つけるアンガーマネジメント
4つを取り入れたJ MENTAL独自のプログラムです。
メンタルトレーニング:緊張の例
私の緊張の例でご説明します。
私が緊張するようになったきっかけは小学校1年生の時の出来事。
初めての体育で「気を付け、休め」と号令がかけられ、「休め」の意味を知らなかった私は、みんなが「休めのポーズ」をする中、一人だけ地面に座ってしまったのです。
一瞬の「???」の後の大爆笑。
私はありがたくない大注目を浴び、顔から火が出るほど恥ずかしくて半泣きになりました。

それ以来、私は人前で注目されると大緊張するようになってしまったのです。
練習の時はうまく出来ていても本番はボロボロ。
一生懸命練習した自分が馬鹿みたいで「こんなことなら練習なんかしなければよかった」と悲しくて腹が立ちました。
そのうち練習すること自体に虚しさを感じるようになり、こつこつ練習することも苦手になりました。
練習嫌いからの怠け者、自分にそんなレッテルを貼りました。
そして月日は流れ、私はメンタルトレーニングと出会います。
目に飛び込んできたのが「緊張とプレッシャーを解放」という言葉。飛びつきました。
緊張が何とかなるのなら、やるしかない!
この時、思ったのです。
「このまま緊張に負け続けるのは嫌だ。リベンジだ!!」
そう、メンタルトレーニングで言うリベンジとはこういう感覚です。
昔の自分が失ったまま、諦めたままの何かを「取り戻す」感覚。
出来ないと思い込んでいたけれど、もう1回やり直したら今度は出来るのではないか?
と自分の可能性を信じる感覚。
本当にやりたいことを、とことんやってみたい!
メンタルトレーニングの中で緊張の正体を知り、自分の特徴を知り、対策を取りました。
ちなみに今は、緊張はゼロにはなりませんが、人前に出てボロボロになるようなことはありません。
「落ち着いていますよね」とよく言われます。
心理カウンセリングの例
以前の私は、目標達成するためには、「ただ努力しなければならない」と思い、無理な頑張り方をしていました。
しばらくすると飽きたり疲れたりして挫折し、「努力してもやっぱり報われない」と自分にレッテルを貼りました。
「私は〇〇だから仕方ない」いつも何かのせいにして、犠牲者メンタルを持っていました。
「努力しても報われない」のはなぜでしょうか?
もちろん、努力しても報われないことはあります。
ただ、努力の仕方を間違っているから、報われていないだけかも知れません。
努力の仕方、そのポイントは「自分」「人間」を知ることにあります。
リベプロでは、心理カウンセリングメソッドを使って、自分を知っていきます。
自分のことが分かって初めて、人のことも分かるようになってきます。
すると、自己否定の思い込みから解放され、自然体で必要な行動ができるようになります。
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アンガーマネジメントの例
皆さんは理不尽に腹が立つことはありませんか。
そしてそこに引っかかりすぎて上司や監督に逆らってしまったり、チームや家族の協力が得られなかったり、本当にやりたいことが出来なかった…と後悔したことはありませんか。
私は数えきれないくらいあります。
納得がいかなくて動けなくなり、その結果チャンスを逃すという勿体ないことを繰り返してきました。
昔からいつも何かに怒っていて、怒りからくる自分のコミュニケーションパターンに悩まされてきたのです。
子どもの頃、怒って怒鳴る人を見て「大きな声で怒られると怖い」と感じた私は
「怒った時は黙る」という行動パターンを身に着けました。
自分としては人に嫌な思いをさせない得策だったはずなのに、これが原因でコミュニケーションがうまくいかなくなり、想定外の悲しい状況に陥ることが多々ありました。
そしてある時気づいたのです。「私はものすごく損をしていないか?」
理不尽を感じたりして、怒りを覚えるようなことがあった訳ですから、最初は自分が傷ついているつもりでした。
それなのにふと気付くと、損をしているのは自分。
うまくいかない自分の人生にものすごく腹が立ち、怒りと向き合うことにしたのです。
自分の怒りをとことん探求した結果、いろいろなことが分かりました。
自分には歴史がある。行動パターンには理由がある。ただただ「納得」。
昔の自分が「やっと分かってくれたね!」と喜んでいるようでした。
そして怒りの中にこそ、自分が本当に大切にしたいもの、自分の財産があることを見つけました。
眠らせておくのは勿体ない。

自分に腹が立っている時、何かを変えるチャンスです。
怒りにはエネルギーがあるので、これを味方にして利用しない手はありません。
