代表プロフィール
林 史桜(はやし ふみお)

福岡県北九州市出身。管理職・部下の育成を得意とするメンタルトレーナー。
発達障がいグレーサポートカウンセラー。箱庭セラピスト。
1.メンタルトレーニングの原点
高校受験に失敗し、出身中学初の女子浪人。
しかし挫折から一転、予備校講師が「お前は来年〇〇高校に行け」と断言してくれた言葉のおかげで自分の可能性を信じられるようになる。
受験合格という明確な目標に向かい努力する楽しさを、生まれて初めて知る。
また受験のプロである予備校講師から、勉強だけでなく「メンタル」をサポートしてもらったおかげで念願の志望校合格。
この15歳の中学浪人時代がその後の人生の支えとなった。これがメンタルトレーニングとの初めての出会いだった。
2.会社員時代 ~マイノリティとしての日々~
大学卒業後、鉄鋼メーカーに文系女子総合職第1号として入社。
鉄鋼業という伝統ある男性社会で、「自分は会社の女性代表」と自覚して働く。
同じ立場の女性がいない職場環境で、マイノリティの孤独を味わい続ける。
仕事と子育てを両立しながら、37歳で女性初の管理職に抜擢される。
その後11年間を経営企画、経理部門の管理職として、チームビルディング、部下の育成に努める。
多数派である男性の枠にはまって働くことを求められ、自分の気持ちを抑圧。
その影響で、健全な働き方ができなくなり疲弊していく。上司の期待に応えることばかりに一生懸命になり、自分自身の考えも仕事への純粋な情熱も失くす。
ある時、新しい上司から「林さんは一体どうしたいの?」と不思議そうに問われる。
その瞬間「私は自分の頭で考えることをやめてしまっていたんだ。」とショックを受け、「こんな自分のままでは絶対に嫌だ!」と目が覚める。
そして本来の自分を取り戻すため心理カウンセリング、メンタルトレーニングを学ぶ。
3.管理職時代 ~発達障がいとの出会い~
仕事に生かすためにメンタルを学ぶ中で、「上司はなぜ、自分を大きく見せようとするのだろうか」「何があれば、人は自分より弱い人をつくらずにすむのか」改めて疑問を持つ。
相手を潰すほどの止められない厳しさ、相手を弱い人のように扱い、成長の機会を奪ってしまう優しさなど、人はなぜそうなるのか理由が知りたくて、人間の心理を探求していく。
また関わり方が難しい仕事相手に悩んだ時、「管理職の知識として発達障がいを学ぶように」とアドバイスを受け、発達障がい特性や考え方について学び始める。
発達障がいの知識を得たことでコミュニケーションが楽になり、相手を冷静に見られるようになる。
知識を得て交流を重ねるうち、発達障がい特性がある人には「本質的な課題に気づく力」「それを忖度せずに言葉にする力」があると実感。
「この人たちはダイヤの原石に違いない」と信じて相手の強みに注目し、強みに気づいたときはみんなの前で伝えた。
すると周りの反応も徐々に変化し、いくつもの課題解決に結びついた。
これらの経験から「発達障がい特性がある人には職場を救う力がある」と感じ、その後発達障がいの特性を感じる人と出会うとその人の強みを探す習慣がつく。
やがて相手の強みを見つけて伝えられることが自分の強みと感じるようになる。
また役職者個人の偏った価値観のために、社員の成長の機会が奪われてしまうことに強く痛みを感じたことから、「自分の部下からメンタル不全の休職者を出さないこと」「部下を成長させ、部下の『会社での価値』を上げること」を心に誓い、学んだメンタルトレーニングの技術を部下に提供。部下の管理職昇格の目標を達成する。
4.メンタルの専門家として働く
一方で、管理職の責任の重さと仕事の過酷さを経験したことから、部下のサポートだけでなく管理職ならではの悩みが分かるメンタルサポーターが絶対に必要だと痛感。
自分がそのサポーターになりたいという思いが募る。
今後の人生のミッションを「立場や役職にかかわらず、成長し輝きたい人が成長の機会を奪われることなく実力発揮できる未来を創る。
その未来創りに自分が直接関わり、追求し続ける」と決める。
会社員の立場で社内のメンタルサポートをするのではなく、外部の専門家として総合的なメンタルサポートをすると決意。
25年働いた会社を退職し、プロのメンタルトレーナーとなる。
5.現在進行形
メンタルトレーナーになった後も、「目標達成できる人とできない人の違いは何か」、「目標達成しても幸福感を得られない人がいるのはなぜか」に悩み、真の目標とは何か、違和感が消えるまで追求し続ける。
生きづらさに悩んだり社会に溶け込みにくい人の陰には、自覚はなくても発達障がいの特性を持つ人がいることを感じる。
もっと言うと、誰にでも発達障がいの特性があると実感し、発達障がいの知識を「幸せに生きるための一般常識」として広めたいと考えるようになる。
メンタルトレーニング実績は会社員のべ1,200名以上(管理職・指導者のべ630名)、スポーツ選手・運動部員のべ900名以上、専門学校生のべ240名以上、引きこもり当事者・家族のべ60名、被災者のべ30名以上、受験生のべ16名他。
上司に対しても部下に対しても自信がなかった人が、自分の特性を理解し、ビジネス心理学や脳科学の知識、コミュニケーション技術を身に着けることで仕事の総合力をつける。
人生観に合う仕事のやり方で強みを発揮し、仕事の醍醐味を味わうようになる。
現在も、個人に合わせたメンタルトレーニングプログラムを日々進化させる。
真の目標設定やその人独自のハングリー精神を原動力に使う観点を多く取り入れ、働く人の自己実現をサポートするために、日々自分を進化させている。
【保有資格】
(一社)メンタルトレーナー協会 公認メンタルトレーナー(一般)
(一社)全国心理業連合会 上級プロフェッショナル心理カウンセラー
(一社)全国心理業連合会 ストレスチェックコンサルタント
(一社)全国SNSカウンセリング協議会 SNSカウンセラー
(一社)日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー
【㈱ZENTech認定】 心理的安全性認定ファシリテーター
【アイディアヒューマンサポートサービス認定】
セクシャルマイノリティサポートカウンセラー
ハラスメントサポートカウンセラー
カフェセラピスト(箱庭セラピスト)
【メンタルトレーニング活動実績】
(スポーツ)
陸上、体操、フィギュアスケート、サッカー、テニスのメンタルトレーニング
(仕事)
製造業技能五輪選手・指導者のメンタルトレーニング
製造業、介護業、スポーツ教室、美容院他の会社員メンタルトレーニング(経営者、管理職、一般社員)
製造業メンタル不全社員のメンタルトレーニング、カウンセリング
(会社員のメンタルトレーニングにご家族のメンタルトレーニング含む)
(その他)
受験メンタルトレーニング、引きこもり親子メンタルトレーニング(高校生、成人)
東日本大震災 被災地高校スクールカウンセリング
熊本地震 被災者カウンセリング
専門学校講師(メンタルトレーニング講座、カウンセリング講座)
その他セミナー講師(心理的安全性セミナー、人を動かすコミュニケーションセミナー他)
文部科学省 いじめ・虐待防止SNSカウンセリング
厚生労働省 自殺防止対策SNSカウンセリング、地震・大雨等被災者SNSカウンセリング
