3.復活することをゆるすメンタル
みなさん、こんにちは。
メンタルトレーナーの林史桜です。
身近なものをメンタルトレーニングに応用する事例をお伝えしています。
今日は「ダメだと思っても、復活していいんだ」と思えた話です。
私は、ガジュマルの鉢植えを育てています。
ガジュマル、ご存じですか?
沖縄原産のちょっぴりおどろおどろしい木。
5年前、花屋さんで気に入って買いました。
「?」マークのように幹が曲がっていて、ひんやりと握り心地がよくて、私は50cmほどのその木に一目ぼれ。
私はその木を、「ガジュマルくん」と名付け、喜んで育てていました。
しかし、植物を育てるのが下手で、今まで枯らし続けてきた私。
超多忙な時期、私は日々の水やりをおろそかにするようになりました。
気づいてはいるのに、明日、明日と先延ばし。
そしてある日、夫が一言。
「なんかガジュマルくん、色変わってない?」
見ると、緑だったガジュマルくんの葉っぱが全部茶色!
指先で触ると、バラバラバラッ。
葉っぱは全て落ちてしまいました。
ガジュマルって落葉樹だった?
いやいや常緑樹。
「あーあ、ガジュマルくん、ハゲになっちゃって」夫の言葉にがっくり。
「またやってしまった。私にはやっぱり植物を育てる資格ない」
落ち込み、罪悪感にさいなまれました。
すぐ処分するのも忍びなく、おわびの水をたっぷりかけ、そのまま置いていたある日。
ガジュマルくんの様子がどうもおかしい。
よくよく見ると、小さな芽がガジュマルくんの枝から、沢山出ているではありませんか。
「ガジュマルくんは生きていた!!」
「水をあげない私を見放さなかった!!」
私はガジュマルくんにやり直しのチャンスをもらった気がしました。
ではガジュマルくんから学んだメンタル3つ。
1.もうダメと感じても、自分の価値は変わらない。
ガジュマルくんの葉っぱは枯れ落ち、幹だけになってしまいました。
一見、枯れているようでも生きていた。
緑の葉っぱがなく茶色一色で、華やかさなんて全く見えなくても、価値は何も変わらない。
2.成長は止まったように見えても、ずっと続いている
目に見えて、成長を実感できることはある。
成長を全く実感できないこともある。
そんな時でも、成長はゼロではない。
中では着々と次の芽を出す準備をしている。
3.復活劇は何度あってもOK
ガジュマルくんの復活劇はまだあります。
それも違うパターンで。
復活は何度もしていい。
この続きはまたいつか、書きますね。
ご感想やご質問、ご要望など、お問い合わせフォームに是非お願いします。

